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‘スタッフのブログ’ カテゴリーのアーカイブ

秋風に揺れるコスモス

2011年10月14日 金曜日

こんにちは。

連休はいかがお過ごしでしたか?

京都は秋晴れの行楽日和でした。

亀岡在住の知人から「コスモスを見にこない?」との

お誘いを受けて亀岡まで少しだけ遠出をしました。

 

10時すぎに京都駅に着いたのですが

京都駅周辺は観光客の方でいっぱいでした。

電車も通勤ラッシュ時のように満員でびっくりしましたが、

ほとんどの方が嵐山で降りられました。

電車に揺られること約30分弱で馬堀に到着しました。

ここで知人と合流し、知人の車で『亀岡夢コスモス園』へ。

連休とあって道はかなりの渋滞でした。

 

コスモス園の手前にある亀岡や丹波の特産品が売っている

『丹波味わい市』を抜けると入園券売り場がありました。

入園料を600円・(子供300円)をお支払いして中へ。

説明によると20品種約800万本が植わっているそうで

品種ごとにおおまかに区画が分かれているようでした。

 

コスモスといって思い浮かべるのはこちらですよね。

センセーションという品種のようです。

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センセーションと似ているのがこちらのソナタという品種だそうです。

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こちらの手前のピンクのコスモスはベルサイユピンク。

こちらもセンセーションと似ていますが

花径が10~12cmとかなり大きいのが特徴だそうです。

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次はピコティとう品種で白色に桃赤色の縁取りや

紅色に白の絞りがあるのが特徴だそうです。

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こちらのハッピーリングという品種のコスモスは

真ん中に入っているリング状の模様がとっても可愛いらしくて

名前の通り、見ているだけで幸せな気持ちになれそうです。

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ここからはちょっとめずらしい形のコスモスをご紹介します。

とても華やかなこちらのコスモス。

ダブルクリックという品種だそうです。

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こちらは半八重のコスモスでサイケという品種です。

華やかな中にも可憐さも感じられます。

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そしてラッパのような筒状の花弁のこちらのコスモスは

シーシェルという品種だそうです。

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次は珍しい色のコスモスをご紹介します。

まず、イエローキャンバスという黄色コスモスです。

青空にすごく映えていました。

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こちらはオレンジとピンクのグラデーションをした

オレンジキャンパスという品種だそうです。

 それぞれのお花によってオレンジが強かったり

ピンクが強かったりしていました。

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オレンジキャンパスよりももっと鮮やかなオレンジ色の

こちらのコスモスはディアボロという品種だそうです。

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園内には切花を売っているコーナーもありました。

ご予算やご希望に応じて園内のお花を切って花束にして頂けるようでした。

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また『ドッグランコーナー』も併設されていました。

わんちゃん連れの方もいらっしゃいました。

利用には狂犬病予防の駐車済み票がいるなど決まりがありました。

詳しくは夢コスモス園のホームページでご確認下さい。

 こちらは飼い主さんの利用手続きを待っているパグ君たち。

左のパグ君は待ちきれずに?にちょっと身を乗り出しています。

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お花の咲き具合にもよりますが30分もあればぐるっと一回りできる感じです。

あと日陰がないのでお天気の日には日傘か帽子のご持参をお勧めします。

全体的まだちょっと時期が早かったのか5部咲きといったところでした。

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また種類によって早咲き遅咲きもあるようで

まばらにしか咲いていない区画もあったりしました。

でもこの日はとにかくお天気が良くてとてものんびり出来ました。

 

 

 

 

ハンドルネーム なでしこ

夕空

2011年10月7日 金曜日

こんにちは。

通勤途中に金木犀の香りをほのかに感じて

またひとつ秋の訪れを感じる今日この頃です。

 

また秋は夕暮れ時がとても綺麗な季節ですね。

真っ赤な夕暮れ空もとても綺麗ですが

今週の火曜日はすこし曇っていたせいか、

薄桃色の空がとても素敵でした。

 2011.10.04 001

 

 2011.10.04 002

   

西の夕暮れ空にはお月様の姿も。(写真右上)

とても小さくて見づらいのですが、おわかりになりますか?

 2011.10.04 003

 

 拡大するとこんな感じです。

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 夕日が沈むまでのほんのひと時の幸せな時間でした。

 

 

ハンドルネーム つゆくさ

秋の気配

2011年9月29日 木曜日

こんにちは。

みなさん連休はいかがお過ごしでしたか?

京都は秋涼のさわやかな天候が続いていました。

 

せっかくのお散歩日和だったので

出町柳から上賀茂神社の近くまで

賀茂川沿いをぶらぶらとお散歩しました。

途中には彼岸花が咲いていました。

 

 2011.09.26 006

   

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草むらからは虫の音が聞こえ、

秋の気配がとても感じられた一日でした。

 

 

ハンドルネーム つゆくさ

中秋の名月

2011年9月14日 水曜日

こんにちは。

先週末ぐらいからまた夏が戻ってきたかのような

暑い日が続いていますが皆様お元気でお過ごしですか?

 

さて今週の9月12日(旧暦8月15日)は中秋の名月でした。

中秋の名月は古来より、一年で最も美しい月とされていて

お供え物をして月を眺めるいわゆる「お月見」が行われてきました。

このお月見の風習は日本各地によって様々な形があるようです。

私の家では毎年、お団子とお神酒を添えてお月見をしています。

 

ところで私は中秋の名月は満月のことだとずっと思っていましたが、

必ずしも満月ではないそうです。

旧暦では月の満ち欠けにより、新月の時を1日として、満月になる頃が15日、

その後また新月に戻るまでを1ヶ月の終わりとしています。

ただ、新月から満月になるまでの日数は毎回ちょうど15日になるとは限らないので、

その年によって2、3日前後にずれが生じるそうです。

因みに今年は十五夜と満月がちょうど同じ日だったそうで、

京都の空にはとても綺麗なお月様が出ていて、町を優しく照らしてくれていました。

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ハンドルネーム なでしこ

柔らかな青空

2011年9月8日 木曜日

こんにちは。

京都は少しずつ、秋の気配が訪れています。

今朝の通勤途中に見上げた青空は、

少し前よりも幾分柔らかな水色をしていました。

あまりにも綺麗な青空だったので

思わずシャッターを切りました。

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せっかくなので、会社の屋上からも撮ってみようということで

階段を上って屋上へ。

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きれいな青空が一望できます。

こちらは京都の東側の空です。

大文字で有名な如意岳が見えます。

 2011.09.07 003

 

 こちらは北西の空です。

東側に比べてより青のグラデーションが

美しいです。

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ハンドルネーム つゆくさ

わが社のアイドルたち

2011年8月25日 木曜日

こんにちは。

皆様、お元気でお過ごしですか?

京都の朝夕は心なしか暑さも和らいできたようですが、

日中の日差しはまだまだ強い毎日が続いております。

この暑さの中、わが社のアイドルのランチュウ君たちは

元気に水槽を泳いでいます。

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2011.08.25 004

 

ところで、弊社のHPのトップページにもお知らせしておりますが、

「新冨田塾2 2011年目標をもって」が9月より開講いたします。

第1回は9月4日(日)と9月5日(月)です。

両日ともすでにたくさんのご予約を頂いており、

間もなく定員になりそうです。

ご予約をご希望の方はお早めにお申込み下さい。

 

 

ハンドルネーム なでしこ

ショーの裏側

2011年8月9日 火曜日

こんにちわ。

暑い日が続いていますが みなさん体調はいかがでしょうか?

さて、7月31日に京都全日空ホテルにて着物着付けショー

「日本の美 五感ひとり語り」を行いました。

ショーは皆様の温かいご支援とご協力のお陰で無事に終えることが出来ました。

ありがとうございました。

 

今回のショーは2部構成になっており、

1部はこれまで海外で 発表してきたショーを再現。

2部では京都全日空ホテルの松村靖 総料理長と コラボさせていただき

“料理が着物に…” “着物が料理に…”として

 「」・「」・「」・「」・「」の五感を

料理と着物で紹介しました。

 

2011.07.31日本の美 五感ひとり語り@京都全日空ホテル

今回スタッフとして着物着付けショーに参加し、

勉強になることや改めて考える機会になりました。

最近のショーではスタッフとして会場で携わることがなく、

ショーの準備、本番を自分の目で見ることが久しぶりのことでした。

 

ショーに向けて準備をしていく中で、

中には初めてする事もあり

モデルの方、着付けの方、ホテルの方

本当にたくさんの方々にご協力いただけなかったら

できませんでした。

 

また、ショーでは改めて日本文化や職人さんの技を伝え続けるためには

今までにない新しいことをする大切さを、大変さを実感しました。

 

ハンドルネーム たんぽぽ

祇園祭

2011年7月22日 金曜日

 今週は台風6号の影響で雨と風がすごかったですね。

皆さんの地域はいかがでしたか?

 そんな天気と打って変わって天気の良かった先週の連休に

日本三大祭りの一つである「祇園祭」の宵山・山鉾巡行にはじめて行ってきました。

今年はちょうど土・日が宵山と巡行のため特にすごい人出だったそうです。

IMG_0287

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 IMG_0454長刀鉾(なぎなたほこ) 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ↓函谷鉾(かんこほこ)の祇園囃子の様子です。

祇園囃子

   「コンチキチン」の祇園囃子を聞き、

さらにお祭りの気分が上がります!

 間近で見る山鉾はどれも迫力があり、飾りもとても豪華なものばかりでした。

 

 

 そしていよいよ山鉾巡行です!

すごい人でなかなか近くに行けませんでした。場所取りは重要ですね…

 ↓ 

 山鉾巡行の長刀鉾IMG_0489

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 函谷鉾IMG_0507

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 辻回しが見たかったなぁ~と思っていたら、

ちょっと意外な所で間近に見ることができました。

それは、巡行が終わり鉾がそれぞれの町へ戻るところだった四条通です。

 

菊水鉾 IMG_0597

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_0601

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IMG_0610

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

祇園祭は私が 想像していたもの以上の迫力と歴史を感じたお祭りでした。

また見に行ける機会があれば今度こそいい場所で見てみたいなぁ~ 

 

 ハンドルネーム たんぽぽ

 

鴨川の鳥たち

2011年7月12日 火曜日

こんにちは。

みなさんお元気ですか?

梅雨明けと共に京都は連日、暑い日が続いております。

 

先週末、鴨川沿いを散歩していたら

鴨川で涼んでいる(?)、野鳥を見かけました。

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中には土手に降りたって、お散歩をしている鳥も。

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お散歩中の犬が嬉しそうに近づくと、

小走りで逃げていました。

その様子が可愛かったので写真に撮りたかったのですが、

動きが早くてあえなく失敗しました。

また腕を磨いて次回に挑戦します。

 

 

 

ハンドルネーム つゆくさ

東林院の沙羅双樹

2011年7月7日 木曜日

こんにちは。

 

暑い日が続いていますが皆様お元気ですか?

7月に入り京都の町にはそろそろ祇園囃子の音が聞こえてくる頃です。

毎年この祇園囃子の音を聞くと「夏ももうすぐだなぁ」と感じます。

 

ところで先日、京都の花園の妙心寺(みょうしんじ)山内にある東林院に沙羅双樹の花を見に行ってまいりました。

妙心寺とは正式名称を『正法山妙心寺』といい臨済宗妙心寺派の本山です。

開創は建武4年(1337年)に花園法皇が自らの離宮を改めて禅寺にされ、

関山慧玄(かんざんえんげん)を開山として迎えられたのが始まりだそうです。

現在広い境内には46の塔頭(たっちゅう)が点在しています。

東林院はその塔頭のひとつです。開祖は妙心寺第五十一世直指宗鍔(じきしそうがく)で、

山名豊国(やまなとよくに)が開基(かいき)となり、弘治(こうじ)2年(1556年)に創建されたそうです。

普段、一般公開はしていらっしゃらないのですが沙羅双樹の花の季節に合わせて、

毎年6月の中旬から下旬にかけて『沙羅の花を愛でる会』として特別公開をされています。

まず入り口手前で拝観料をお支払いします。拝観料にお抹茶とお菓子がついています。

 

こちら入り口の写真です。

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こちら入り口から玄関に行くまでのお庭です。

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苔の碧が涼しげです。

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塔頭の屋根には沙羅双樹の鬼瓦があるのですがわかりますでしょうか?

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同じものがお庭にも展示されていました。

ご住職が作製されたそうです。

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玄関を入ったところに受付がありそこで券をお渡して奥の広間へ。

南向きに縁側があり沙羅双樹のある中庭が一望できます。

大勢の観光客の方が縁側で沙羅双樹を眺めながらご住職のご説法を聞かれていらっしゃいました。

私もご説法を拝聴しながら待っているとお抹茶とお菓子を持ってきてくださいました。

お菓子は沙羅双樹の花を模したものだそうです。

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お味は上品な甘さでとても美味しく頂きました。

 

美味しいお菓子を頂いた後にちょうどご住職のご説法が終わったので人が少なくなりました。

そこで縁側に腰掛けて沙羅双樹をゆっくりと眺めました。

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沙羅双樹はお釈迦様が入定された時にいっせいに花が咲きお釈迦様の死を悲しんだと伝えられているそうです。

また朝に咲いてその日の夕方には散ってしまうことから『人の世の常ならぬこと』を象徴する花とされており、

平家物語の冒頭の一説にも『沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす…』とうたわれています。

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中庭の苔一面に落ちた白い花を眺めながら、

『昔の人も花の散り行く様を惜しみながら、

与えられた日を精一杯生きることの大切さを感じたていたのかな?』と思いました。

そしてそんな壊れかけつつあるものを愛おしく思いう気持ちが現在にも受け継がれている事に、

日本人の気持ちの機微や繊細さを感じた一日でした。

 

 

 

ハンドルネーム なでしこ

 


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